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経営可視化ソリューション「Hospital eye」 2015年11月9日より提供開始
~視覚的に経営課題の把握が可能、データ提出加算病院の経営改善に寄与~2015年11月6日

 医療情報のネットワーク化を推進するメディカル・データ・ビジョン株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:岩崎 博之 以下、当社)は、DPCデータを用いた簡単なデータ分析で、病院の経営課題が把握可能となるデータ提出加算病院向けの経営可視化ソリューション「Hospital eye」を、2015年11月9日より提供開始することをお知らせいたします。

<製品概要>

 当社は、2003年よりDPC病院を中心に、DPC分析ベンチマークシステム「EVE」や、病院向け経営支援システム「Medical Code」の提供を通じて、DPCデータ分析や経営改善へのノウハウを培ってまいりました。
 昨今、「2025年問題」とも呼ばれるように、高齢者人口の増加による医療費の増大は深刻な問題となっており、厚生労働省は診療報酬改定や病床機能報告制度などをはじめとして、効率的で質の高い医療提供体制の構築を進めています。こうした厳しい環境の下、病院経営を取り巻く環境は年々厳しさを増し、政策に対応できない病院は存続していくことが困難な状況となっています。今後、病院は地域に求められる機能を把握し、効率的かつ質の高い医療の提供をしながらも、経営を安定、もしくは向上させていくことが必須となります。
 この度、当社の持つデータ分析・経営改善の知識を活用し、視覚的に経営課題の把握が可能となる経営可視化ソリューション「Hospital eye」をデータ提出加算病院向けに提供することとなりました。データ提出加算の届出をしている病院は、手元のE・Fファイルを用いてすぐに経営分析に取り組むことができます。データ提出加算病院の中でも、まだ経営状態を把握できておらず、今後の対策を打ち出せていない病院において、収益向上と効率的で質の高い医療を経営データ分析によって実現する一助となります。
 当該システムはクラウド型データ分析システムで、「経営指標」と「算定率」の分析項目に他院と比較ができるベンチマーク機能を付帯し、病院の現状と分析結果を分かりやすく可視化しました。これにより、手軽なコストで専任スタッフを置かず、誰でも簡単に経営課題を把握することが可能となりました。

<分析可能項目>
経営指標:入院・外来における医師または患者1人1日あたりの単価、患者数、病床数、在院日数を病院全体、診療科別などの病院収入の内訳分析が可能。 
病床機能:病院全体における機能区分(高度急性期・急性期・回復期・慢性期)毎の医療需要を視覚的に表示。また、機能区分毎の患者数を月別推移・曜日・入院後日数で把握可能。
算 定 率:診療単価を上げる方法の1つである算定率向上のための分析。当初は院内において薬剤管理指導料、入院栄養食事指導料、地域連携診療計画退院時指導料の実施件数が分析可能。
(※)算定率項目は11月下旬より提供開始。
様式1チェック:様式1の精度を高め、確実にデータ提出加算を得るためのチェック機能。

■提供開始日:2015年11月9日
■サービス対象:DPCデータを提出している非DPC病院
■利用料金:初期費用30万円 月額利用料3万円



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