MDVデータにおける希少疾患実患者数ランキングおよび施設数(2022年)、観察期間別の実患者数について
今月の2月29日(木)はRare Disease Day (世界希少・難治性疾患の日、以下RDD)。現在世界で約7,000種類も存在すると言われるレアディジーズ(希少・難治性疾患)は、患者数の少なさ、複雑な疾患のメカニズムなどから治療・創薬研究が進みにくい現状を抱えている。RDDはそれらの疾患に対し、より良い診断や治療により患者さんのQOL向上を目指して2008年スウェーデンで始まった活動である。(日本では2010年より開催)現在は世界100カ国でRDDが開催されている。
そこで、厚生労働省の「指定希少疾病用医薬品一覧表(2020年9月現在)」の、承認済みの疾患とその効能・効果から、希少疾患を抽出し、2022 年 (1 月から 12 月) の MDV の DPC データ内のこれらの疾患の実際の患者数とランキングを調べた。(表1) 次に当社データベースの全データ収集期間における、観察期間ごとの実患者数を示した。
これら希少疾患におけるMDVデータベース活用に関しまして是非お気軽にお問い合わせください。
参考文献:厚労省「R2.9.1以降に希少疾病用医薬品に指定された品目一覧」
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001180903.pdf
次に当社データの全期間(2008年4月~2023年10月)における表1と同様の希少疾患ごとに観察期間別の実患者数を見てみた。
※本記事は2024年2月1日付で公開されたものです。
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