データレポート アーカイブ

Webツール

アレルギー性鼻炎(花粉症)治療薬剤(抗ヒスタミン:内服薬)の診療科別での処方状況について

SHARE

今年も多くの方が悩まされている花粉の季節が到来している。スギ・ヒノキ花粉に関しては爆発的な飛散量と言われた昨年に比べると、今年は多くの地域で減少すると言われているが、いずれにしても花粉症の方にはつらい季節であることには変わりないだろう。

そこで今月は20歳以上における外来での花粉症患者(J30:血管運動性鼻炎及びアレルギー性鼻炎<鼻アレルギー>)への抗ヒスタミン薬(内服)(ATC:R06A0)の直近3年間、花粉症患者のピークである各年3月の処方状況について調べてみた。(上位10剤)

*対象医療機関数:実患者数(429施設、14,446,110人)
対象期間2021年3月~2023年3月(指定年月のデータが全て揃っている病院のみ)

1位はフェキソフェナジン塩酸塩(主な製品名:アレグラ)、2位はビラスチン(主な製品名:ビラノア)であった。

また2023年3月における診療科別の患者数は以下の通りであり、耳鼻咽喉科、内科での患者数が圧倒的に多い。

続いて上位4診療科での処方薬剤の違いがあるか確認した。
1番処方された薬剤が耳鼻咽喉科で異なるという結果となった。

※本記事は2024年3月1日付で公開されたものです。

ご要望に応じた診療データ調査分析

データベースについてや分析のご依頼など

page top