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MDV集計、2019年国内処方医薬品ランキング
1位「キイトルーダ」、2位「アバスチン」、3位「オプジーボ」2020年2月26日
日本最大規模の診療データベースを持つメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 岩崎博之、以下「MDV」)は、2019年に国内の急性期病院で処方された医薬品のランキング(金額ベース)をまとめましたのでお知らせします。一年間にもっとも多く処方されたのは、MSDの免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」の274億円で、2位は中外製薬の「アバスチン」(245億円)、3位は小野薬品工業の免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」(195億円)でした。
MDVは診療データ事業を手掛けており、データ提供医療機関から二次利用許諾を得た診療データの実患者数は2020年1月末集計時点で3,015万人になっています。今回集計した診療データの対象期間は2019年1月から12月までで、同期間の実患者数は1,077万人でした。当社データでは処方件数などの医療現場の実態が分かるため、製薬会社が販売した医薬品の金額ではなく、処方された医薬品の金額のランキングを集計しました。
2019年国内急性期病院処方薬ランキング
順位(前年) 金額(単位:億円)
1 位(4位) 『注』キイトルーダ 274.6
2 位(1位) 『注』アバスチン 245.4
3 位(3位) 『注』オプジーボ 195.3
4 位(---) 『内』タグリッソ 174.5
5 位(6位) 『内』レブラミド 123.6
6 位(5位) 『注』レミケード 120.5
7 位(2位) 『内』マヴィレット 119.7
8 位(8位) 『内』サムスカ 111.7
9 位(7位) 『注』サイラムザ 109.8
10 位(---) 『内』ザイティガ 99.2
※集計期間は2019年1月~12月。同期間の実患者数は1,077万人。
『注』は注射剤、『内』は内服薬です。
参考: 2018年のランキング
順位 金額(単位:億円)
1 位 『注』 アバスチン 240.7
2 位 『内』 マヴィレット 228.3
3 位 『注』 オプジーボ 212.4
4 位 『注』 キイトルーダ 165.2
5 位 『注』 レミケード 129.4
6 位 『内』 レブラミド 114.7
7 位 『注』 サイラムザ 101.6
8 位 『内』 サムスカ 91.9
9 位 『注』 ヒュミラ 89.2
10位 『注』 リュープリン 82.8
※集計期間は2018年1月~12月、実患者数は1,067万人
<本件に関するお問い合せ先>
メディカル・データ・ビジョン株式会社
広報室 : 君塚・赤羽
TEL :03-5283-6911(代表)
メール :pr@mdv.co.jp