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新型コロナウイルス感染拡大の影響で電話等診療が急増 電話等再診料4月は5000件超、疾患は高血圧症が最も多い
2020年7月22日
医療情報のネットワーク化を推進するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之)は、新型コロナウイルスの院内感染を含む感染防止のための非常時の対応として認められた電話や情報通信機器(以下、「電話等」)による診療・服薬指導の規制緩和で、電話等診療が急増したことが分かりましたので、お知らせします。全国の急性期病院の診療報酬明細書(レセプト)を集計したところ、今年1月に40件弱だった電話等再診料の算定件数が、3月に2000件近くになり、4月には5000件超になりました。また、4月に電話等再診を受けた患者の疾患で最も多かったのが高血圧症でした。
当社が二次利用の許諾を得ている急性期医療を提供する416病院のうち、電話等再診料を算定する101病院(199床以下)のレセプトの算定件数を集計したものです。
今年1月の電話等再診料は39件でしたが、2月に80件に拡大。3月には1908件、4月は5267件に達しました。また4月に電話等再診を受けた患者の疾患は、高血圧症が2708人と最も多く、続いて便秘症(1336人)、不眠症(1282人)でした。