プレスリリース News
茨城県南初、スマホで診療情報・検査画像を閲覧
~オンライン診療領域・地域情報連携でPHR活用へ~2020年8月7日
社会医療法人若竹会(茨城県牛久市 理事長 竹島徹)つくばセントラル病院は、当法人が取手・竜ヶ崎医 療圏(茨城県南部)で初めて導入した、メディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区 代表取締 役社長 岩崎博之)の病院向けシステム「CADA-BOX」のサービスがスタートすることをお知らせいたします。 「CADA-BOX」に付帯されているPHR(パーソナルヘルスレコード)のWebサービス「カルテコ」により、患者さんは ご自身の診療情報の一部や検査画像、健診結果を保管し、スマートフォンやパソコンなどで、いつでもどこでも閲 覧できるようになります。また、同システムの機能を活用することで、患者さんの既往歴や処方歴などを医師が確認 しやすくなるため、オンライン診療を円滑に実施するための環境整備につながります。
感染症拡大などで健康・医療情報活用の必要性高まる
厚生労働省は7月30日、健康・医療・介護情報利活用検 討会を開き、「新たな日常にも対応したデータヘルスの集中改 革プラン」を発表しました。その中で、災害や感染症拡大など で、かかりつけの医療機関が被災するなど、患者さんの医療情 報が入手困難な状況でも、別の医療機関が患者さんの情報 を確認することで、治療継続が容易になったり、救急搬送された患者さんの既往歴や処方歴を医師が確認できることで、より適切で迅速な検査、診断、治療などを実施できた りする仕組みを整備するため、「全国で医療情報を確認できる仕組みの拡大」「自身の保健医療情報を活用でき る仕組みの拡大」などを今後2年間で集中的に実行するとしました。また、「自身の保健医療情報を活用できる仕 組み」については、「国民・患者等が適切な民間PHRサービスを選択・活用する事ができる仕組みを構築するた め、ルール等を整備」するとしています。
患者さん主体の医療を実現 オンライン診療領域・地域情報連携でもPHR活用へ
このような中で当院は、人が一生涯の医療・健康情報を自ら管理 できるPHRを推進することで、患者さんやそのご家族がご自身の病 気や治療内容を深く理解し、主体的に医療に関わることができる 「患者さん主体の医療」を実現します。また、患者さんが自身の既往 歴や処方歴などを基に、オンライン診療を円滑に受けやすくなったり、 患者さま同意の下、地域の医療機関と情報を連携し、かかりつけの 医療機関以外でも、適切で迅速な医療を受けられたりする環境を PHRを活用することで整備いたします。
【社会医療法人若竹会 つくばセントラル病院】
名称 : つくばセントラル病院
開設 : 1988年12月1日
病院長 : 金子 剛
所在地 : 茨城県牛久市柏田町1589-3
病床数 : 一般病床313床(DPC病床200床、緩和ケア病床20床、回復期リハビリテーション病床55床、HCU8床、地域包括病床30床)
URL : http://www.central.or.jp
診療科目: 内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、小児科、脳神経内科、外科、整形外科、脳神経外科、産婦人科、眼科、皮膚科、泌尿器科、精神科、心療内科、
リハビリテーション科、麻酔科、放射線科、歯科、歯科口腔外科、腫瘍放射線科
関連施設: セントラル総合クリニック、介護老人保健施設セントラルゆうあい、デイサービス・グループホームたいせつの家 等
<本件に関するお問い合せ先>
メディカル・データ・ビジョン株式会社 広報 : 君塚・赤羽
MAIL:pr@mdv.co.jp TEL:03-5283-6911(代表)