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MDVとケアネットが包括業務提携 第1弾はオンライン診療普及で連携、製薬企業DXも後押し
2020年9月30日

 国内最大規模の診療データベース(※1)を保有するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之、以下「MDV」)と、約17万人の医師会員(※2)向けの医療コンテンツ配信などを手掛ける株式会社ケアネット(同、代表取締役社長:藤井勝博、東証マザーズ 2150)は9月30日、包括業務提携契約を締結しましたので、お知らせします。業務提携の第1弾として、MDVが10月にサービスを開始するオンライン診療システムの普及で両社が連携していきます。両社データとデジタル技術を融合させ、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する製薬企業を後押しします。

 包括業務提携契約締結に当たっては、病院や健康保険組合(健保)などからの膨大な診療データを持つMDVと、医師会員の基盤を持ち医療コンテンツを提供するだけでなく、製薬企業向け医薬営業支援サービスも主力事業のケアネットが互いに協力することで、新たなシナジー(相乗効果)を生み出すことができると判断しました。

 業務提携の第1弾となるオンライン診療システムは、「オンラインドクターバンク(以下、ODB)」という名称です。ODBは患者と医療機関をつなぐプラットフォームで、医療機関はオンライン診療に対応可能な医師をODBに登録。患者がパソコンやスマートフォンなどの情報通信機器を通じたオンライン診療を受診する際、患者の既往歴や受診歴などの患者情報を医師が確認できる仕組みです。ケアネットはODBの認知向上、ODB登録医師の獲得などで協力していきます。

 また、製薬企業のDX事業支援に向けて 各々が保有する医療機関データベース、診療データベース、医師データベースと、そのノウハウを活用し新規サービスの開発を進めます。具体的には、疾患別の医療機関・医師のターゲティング精度向上、診療実態把握の精度向上などにより、治験の効率化やオンラインでの医師向けエンゲージメントの一層の推進を目指します。

※1 DPCなどの診療データの実患者数は3,299万人
   (2020年8月末集計)、健保データの実患者
    数は585万人(同)
※2 医療・医学情報サイト「CareNet.com」の医師会員数
    約17万人(2020年9月1日時点)

CareNeTVの画面

<本件に関するお問い合せ先>
メディカル・データ・ビジョン株式会社 広報室 君塚・赤羽 
TEL:03-5283-6911(代表)
e-mail:pr@mdv.co.jp

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