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豪州Prospectionと利用契約を締結。グローバル実績有するProspectionのアナリティクスの専門性と、国内最大規模の医療データベース組み合わせ医療の質向上を図る2022年9月5日

 国内最大規模の診療データベース(DB)を保有するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之、以下 MDV)は、豪州のヘルスケア・アナリティック大手のProspection(本社:シドニー、日本オフィス 東京都千代田区)と、診療DBの提供に関する3年間の利用契約を締結しました。今後、Prospectionは日本国外に本社を持つクライアントにMDVの診療DBを搭載したプラットフォームのプロモーションを開始し、販売をスタートしていきます。

 今回の利用契約により、Prospectionの主力サービスである全世界の診療DBを一覧で確認できるプラットフォームである「Prospection technology」に、MDVの診療DBが搭載されます。Prospectionのプラットフォームはアジア太平洋地域全般、英国、米国で主要製薬会社やアカデミアの研究者が利用しているサービスです。数億人に及ぶ患者の長期治療歴を分析し、 Prospectionの分析テクノロジーにより治療の実態やもたらす価値及び結果を評価することでヘルスケア業界に関わる人々が症状を理解したり、治療を最適化する方法を確認したりすることが可能となります。

「Prospection platform」の画面イメージ

佐藤薫 日本担当ディレクター

 Prospectionは2020年に日本の製薬業界で活躍してきた佐藤薫を日本担当のディレクターとして迎え日本オフィスを設立し、国内での事業・サービスを展開してきました。今回のMDVとの契約により、病院データでは全国8ブロック単位、保険請求ベースでは47都道府県単位の詳細なデータへのアクセスができるようになるため、疾患の進行や転帰の分析、アンメットニーズ解決のための取り組み領域に対しエビデンスを提供することで疾患の進展の可視化なども可能となります。

■MDVの病院データ実患者数は4000万人超

 MDVは医療機関から二次利用許諾を得た匿名加工データを集積。急性期を中心にした「病院データ」の実患者数は4,088万人(2022年8月末集計)です。
 また、健康保険組合データを保有することで回復期や慢性期のデータも充実し、病院・診療所別の情報のほか、転院先情報も追えるようになりました。「健保データ」は788万人(同)となりました。

<本件に関するお問い合せ先>
 メディカル・データ・ビジョン株式会社 広報室 君塚・赤羽・汲田 
 TEL:03-5283-6911(代表) e-mail:pr@mdv.co.jp

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