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治験・臨床研究での診療データ利活用を強力に推進へ 臨床試験事業部を新設2022年11月14日
医療情報の一元化を目指すメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之、以下 MDV)は傘下のMDVトライアル株式会社(同、代表取締役社長:小川武則)を吸収合併し、MDVが新設する「臨床試験事業部」(仮称)に統合することを決めましたのでお知らせします。臨床試験事業をMDVの一事業部にすることで、MDVのデータ利活用を推進する部門などとより緊密に連携し、迅速に多くの新規案件に取り組むことができると考えています。
MDVは2017年6月に株式会社コスメックス(当時)を子会社化し、MDVトライアルとして臨床試験支援事業を開始しました。その後、MDVが保有する病院データで実患者数4,158万人(2022年10月末集計)、保険者データ1,782万人(同)に達した国内最大規模の診療データベースを積極的に活用した臨床試験実施医療機関の選定や、臨床試験が実現可能かを検討するためのフィージビリティ調査などを通じて臨床試験支援事業を推進してきました。
今回の組織改編を通じて、MDVトライアルのリソースやネットワークなどを、MDVの「臨床試験事業部」が継承します。今後は従来、MDVトライアルが展開してきた治験施設支援に加え、MDVが保有する診療データを治験・臨床研究に利活用する事業を強力に推進してまいります。
データ利活用推進し、アンメット・メディカル・ニーズ解消へ
【データを利活用した治験・臨床研究の流れ】
新設される「臨床試験事業部」を統括するMDV取締役の中村正樹は、「医療業界、とりわけ製薬会社では医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が叫ばれています。その中で治験・臨床研究領域でのデータ活用のニーズは確実に高まっています。データを積極的に活用すれば、治験・臨床研究にかかる諸費用を抑えることも可能となります。データを活用することで治験・臨床研究の効率化が、これまでのような大きな壁でなくなり、新薬開発などが促進されてアンメット・メディカル・ニーズ(いまだ有効な治療方法がない疾患に対する医療ニーズ)が少しでも解消されるのが私たちの思いです」と述べています。
<本件に関するお問い合せ先>
メディカル・データ・ビジョン株式会社
広報室 君塚・赤羽・汲田
MAIL:pr@mdv.co.jp TEL:03-5283-6911(代表)