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入院で増収病院6割も、全体では38億円の減収 診療報酬改定シミュレーションで判明2024年5月22日
病院経営支援システムを開発・提供するメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之、以下 MDV)が全国719病院の経営データを集計し、6月1日施行の2024年度診療報酬改定による収益への影響を分析したところ、入院医療で6割の病院が増収となったものの、全体の減収額は38億円に達することが判明しました。医療の質を維持しつつ病院運営を続けていくには、診療科ごとの強みなどを把握し医療提供するといった効率運営がより重要になります。
この「改定シミュレーション」はMDVの経営支援システムをご利用いただいているユーザー病院様のうちの719病院から2023年度(2023年1月~12月)データをご提供いただき、2024年度診療報酬改定に基づき、収益予想をシミュレーションしたものです。
入院に関する診療科別では、整形外科が47億円の増収となる一方、血液内科が33億円の減収となるほか、循環器内科(23億円減)、内科(20億円減)などとなっています。
入院(全施設合算)
実収入金額 :3兆6921億円
試算収入金額:3兆6882億円
増収施設割合:59%
差額 :-38億円
増収率 :-0.10%
■外来は99%の病院が減収に
外来については、99%の病院が減収となり、全体の減収額は548億円となりました。今回の改定シミュレーションの詳細・分析については、MDVが5月29日に開催する「“ちょこつな”改定シミュレーション分析会議」で解説いたします。ぜひ、ご参加ください。
お申し込みはこちら
【開催要綱】
日時 : 5月29日(水)15:30~17:00
テーマ 「改定シミュレーション分析会議」
定員 : 300名様
申し込み締め切り: 27日(月)
視聴方法 : Zoomウエビナー
参加費 : 無料
<お問い合せ・取材のお申し込み>
メディカル・データ・ビジョン株式会社 広報室
担当:君塚、赤羽、汲田
TEL:03-5283-6911(代表)
MAIL:pr@mdv.co.jp