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「カンゴッチ」に新機能、「看護必要度Ⅱ」を試算
18年度診療報酬改定の新制度に対応
2018年7月9日
医療情報のネットワーク化を推進するメディカル・データ・ビジョン株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:岩崎 博之)は2018年7月11日(水)から、PCにダウンロードするだけですぐに利用できる看護必要度チェックアプリケーション「カンゴッチ」 に新たな機能を追加することをお知らせいたします。
【サービス提供の背景・概要】
2018年度の診療報酬の改定では、一般病棟入院基本料の再編とともに、重症度、医療・看護必要度の評価方法の一部が見直されました。該当患者割合や評価項目などが変更され、「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度Ⅱ(以下、看護必要度Ⅱ)」が新設されました。
従来の評価方法(看護必要度Ⅰ)は、看護師の業務チェックをベースとしたHファイルを使用していましたが、看護必要度Ⅱは、診療実績データ(EFファイル)を用います。対象となる病院は、看護必要度Ⅰか看護必要度Ⅱのどちらかを選択できるようになりました。
看護必要度の煩雑なチェックに苦慮している医療関係者は少なくなく、「カンゴッチ」はデータ精度を向上させるためのツールとして好評をいただき、多くの病院で活用されています。この度、看護必要度Ⅱについて、厚生労働省公表のマスタを使用し、DPCデータ(Hファイル、EFファイル)により看護必要度を試算できる機能を追加しました。
「カンゴッチ」の新機能では、看護必要度Ⅰと看護必要度Ⅱについて、患者延べ数と該当患者割合を表示します。地域包括ケア病棟や総合入院体制加算など、異なった基準での表示も可能です。全体・病棟・診療科別に、さまざまな角度から病院内の傾向を把握することができます。さらに、詳細なデータを出力し、患者日別の点数の内訳や、EFファイルの該当行為などを把握して、看護必要度の詳細な分析までつなげることも可能となります。
【提供内容詳細】
■分 析 項 目 : 看護必要度Ⅱの試算
■提供開始日 : 2018年7月11日(水)
■提 供 形 態 : クライアントアプリケーション形式
■利 用 料 金 : 30万円(税別)
※当社の「EVE」「Medical Code」「Hospital eye」をご契約のお客様には無償で提供いたします。