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MDV「カルテコ」、ユニ・チャーム社員の健康管理に活用へ
時系列の健診データがスマホで閲覧可能に
2018年8月20日
メディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、岩崎博之代表取締役社長、以下「MDV」 )の診療情報を患者が保管して、スマートフォンなどで閲覧できるWEBサービス「カルテコ」が、ユニ・チャーム株式会社(東京都港区、高原豪久代表取締役社長、以下「ユニ・チャーム」)の社員の健康管理に活用されることになりましたので、お知らせします。
対象となるのは、香川県観音寺市にある工場や開発拠点などユニ・チャームおよびグループ会社の社員、計約700人です。近隣のHITO病院(愛媛県四国中央市、社会医療法人石川記念会、石川賀代理事長)で健康診断や人間ドックを受けた社員は、検査結果やX線などの検査画像を、スマホなどでいつでも確認できるようになります。過去のデータも保管されるため、時系列で自身の健康状態を把握できるようになります。
HITO病院では2017年7月から、MDVの「カルテコ」機能を付帯した病院向けソリューション「CADA-BOX」が稼働しています。診療を受けた患者さんは自身の情報を自宅に帰ってから見返したり、家族などと相談したりする時に役立てていただいています。また、血液検査の結果などは、日頃の健康管理の目安にしたり、薬局の薬剤師に見せて調剤についての相談をしたりしていただいています。
社員の健康診断や人間ドックの結果は、本人の同意の下、雇用主である企業も共有できるようになります。「カルテコ」を通して企業が社員の健康状態を把握することで、社員に対し禁煙・飲酒等の健康管理の啓発や、精密検査が必要な社員に対し、勤務を調整して受診を促すといったことが可能になります。
少子高齢化が進む地方都市においては今後、企業が働き手の健康を守り、末永く元気で働いてもらわなくてはいけません。企業と社員の関係に「健康」という新たなコミュニケーションのかたちが生まれることで、企業にとっては雇用の安定と生産性の向上が見込まれ、社員にとっては生活の基本となる「健康」を企業がサポートしてくれるという安心感につながることが期待されます。